温度と色の関係

色見本

物質が放射する光の色

色を表示する製品を製作する上で重要になるのが、製品が色を画面上で再現できる性能です。自然に存在する色をできるだけ忠実に表現できる製品を作ることが重要視されています。製品が表示できる色を決定する場合に考慮した方が良いのが色温度です。これはある特定の物質が発している光の色を数字で表したものです。物質には熱を加えることで特定の波長の光を放射するという性質があります。この時に放射される光の種類によって人の目に映る色も異なってきます。こうした物質の特質を数字で表現したものが色温度です。物質の温度が低い場合に放射される光の色はオレンジ色で、黒に近いオレンジ色になります。物質の温度が変化するにしたがって、物質の色温度も変化していき、温度を上げていくごとに明るい色になるのが特徴です。オレンジの光を放射している物質を熱すると黄色い光を放射するようになり、さらに温度を上げると白い光を放ちます。それよりも温度を上げると物質は青みがかった光を放射するようになり、温度が上昇するにつれて青が濃くなくなっていきます。このように色温度は物質の保持する温度と深く関係しているのですが、日常生活で接するさまざまな光にも色温度があります。たとえば太陽の光にも色温度があり、時間帯によって数値が異なっているのが特徴です。明け方や夕方の太陽光の色温度はおよそ2000ケルビンほどで、日中の太陽光の色温度よりも半分以上低い値です。

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